米AIG株が大幅安-バロンズ紙が見方転換で売りを勧告

23日の米株式市場で、保険最大手の米アメ リカン・インターナショナル・グループ(AIG)の株価が前週末比5.6%安と、 大幅に下落した。米経済紙バロンズが見方を転換し、AIG株の売りを勧告した ことが手掛かり。

同紙最新号(6月23日号)は、2月にAIG株の買いを推奨したのは「間 違い」だったとし、「われわれはここで、従来の見方を取り下げるだろう」と伝 えた。

米証券大手ゴールドマン・サックス・グループも今年初めに示した前向きな 評価を見直している。5月5日に米金融・消費関連株の買い増しを推奨していた ゴールドマンは同日、両業種に関する見方は「明らかに間違っていた」と認めた。

同紙はAIGについて、確定利付き証券の保証に絡む200億ドルに上る評価 損が「巨額であるばかりか、多くの場合、それが永久的になる可能性がある」と 指摘。損失はいずれ改善するとのAIGの声明文を以前は「その言葉通りに受け 取っていた」と釈明した。

AIGの株価は前週末比1.80ドル安の30.30ドルで終了した。過去1年間の 騰落率はマイナス約57%。

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