合成CDOの一部に新たな格下げの恐れ、モノラインに続き-調査会社

金融保証会社(モノライン)の信用度を投 資対象にしている2000本超の債務担保証券(CDO)の一部が、新たな格下げ の危機にさらされている。

調査会社クレジット・デリバティブズ・リサーチによると、米格付け会社ム ーディーズ・インベスターズ・サービスが先週、複数のモノラインの格付けを 引き下げたのを受け、モノラインの組み入れが多い合成CDOは、格下げ方向 で見直しになる可能性があるという。

ムーディーズは先週、モノラインのMBIAとアムバック・ファイナンシ ャル・グループの保険子会社の格付けを最上級の「Aaa」から引き下げたほ か、FGICとセキュリティ・キャピタル・アシュアランスの子会社の格付け を投機的水準に引き下げた。

ムーディーズのこれら格下げは、格付けの下方スパイラルにつながる可能 性があり、MBIAやアムバックの格付けも投機的水準に引き下げられる恐れ がある。そうなれば「モノラインを組み入れたCDO」の格下げは「避けられ ない」状況になると、クレジット・デリバティブズ・リサーチのシニア調査アナ リスト、バイロン・ダグラス氏は指摘した。

ムーディーズに先駆けてMBIAとアムバックの保険財務格付けを引き下 げた米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は既に、米国と 欧州、アジア太平洋地域で販売された320本超の合成CDOを格下げする可能 性があることを明らかにしている。

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