欧州債:上昇、独企業景況感指数の悪化で-2年債利回り4.57%

欧州債相場は上昇。独2年債利回りは一時、 12日以来の低水準まで低下した。民間調査で、6月のドイツ企業景況感指数が予 想を上回る落ち込みとなったことが背景。

ドイツのIfo経済研究所が23日発表した6月の企業景況感指数は101.3 と、前月の103.5から低下。過去最高水準にある原油価格と今後見込まれる欧州 中央銀行(ECB)の利上げで、ドイツの景気見通しに不透明感が広がった。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストを対象にした調査の中央値では、

102.5への低下が見込まれていた。

INGグループの債券ストラテジスト、ウィルソン・チン氏(アムステルダム 在勤)は「ドイツ統計が当分の間、短期債への支援材料となるだろう」と述べ、 「ECBによる来月の利上げを阻止することはできないが、それ以降の利上げの公 算が小さいことを一部投資家に確信させるだろう」と付け加えた。

ロンドン時間午後5時2分までに、2年債利回りは前週末比4ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)下げ4.57%。一時は4.54%まで低下した。10 年債利回りも4bp低下し4.60%。同国債(2018年7月償還、表面利率

4.25%)価格は0.28ポイント上げ97.23となった。

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