米景気後退は過去平均より深刻、「株価底入れ論に警告」-メリル

米メリルリンチは個人消費の「低迷」や 食品とエネルギー価格高騰を背景に米国のリセッション(景気後退)が過去の 平均より深刻との分析を示し、一段の株安を予想した。

メリルの米国セクター担当ストラテジスト、ブライアン・ベルスキ氏によ るとS&P500種株価指数は景気縮小期に入って最初の3カ月間は安値を更新 したことはない。しかし同社北米担当チーフエコノミスト、デービッド・ロー ゼンバーグ氏によると、3月10日に記録した1年7カ月ぶり安値は現在のリ セッションに入り約2カ月半で記録した。

ベルスキ氏は「これは平均的なリセッションではない。今の状況を底だと みている投資家には強く警戒を促す」と語った。

同氏は、「米国経済が常に消費に大きく依存してきた点を考慮すると、消 費者の弱体化が続いている現状が『平均的な』リセッションとは考えにくい」 と述べた。

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