独ポストバンク:株価4月半ば以来の大幅安-メリルが投資判断下げ

23日のフランクフルト市場で、独 郵便大手ドイツポスト傘下のドイツ・ポストバンクの株価が4月半ば以 来の大幅安となっている。メリルリンチのアナリストがポストバンクの 身売り額が当初見通しを下回る可能性を指摘し、株式投資判断を引き下 げたことが嫌気された。

ポストバンクの株価は一時、先週末比4.9%安と4月15日以来の大 幅安となった。フランクフルト時間午前9時56分現在、前週末比4.3% 下落の55.04ユーロで推移。これにより時価総額は90億ユーロ(約1兆 5040億円)目減りした。メリルはポストバンクの株式投資判断を「中 立」に引き下げた。

メリルリンチのアナリスト、ブリッタ・シュミッツ氏とスチュアー ト・グラハム氏は23日付の投資家向けリポートで、「買収額引き上げの 可能性は非常に低下している」と指摘した。コメルツ銀やドイツ銀とい った潜在的な買い手はそれぞれ自行の株価が下落していることから高い 買収金額を支払うことに消極的となる可能性があるのに加え、他のドイ ツの銀行で身売りを模索しているところがあるからだ。

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