大田経財相:与党の歳出増圧力は「暴風雨のように強い」-骨太方針

大田弘子経済財政政策担当相は23日夕、経 済財政改革の指針となる「骨太の方針2008」原案を経済財政諮問会議(議長: 福田康夫首相)に提示した後の記者会見で、歳出拡大を求める与党からの圧力は 「暴風雨のように強い」と述べ、最終答申は「バラマキにならないように細心の 注意を払いながら作成していくと」と強調した。

原案で示した歳出・歳入一体改革は、素案と同様に①最大限の歳出削減を行 う②新たに生じている医師不足対策などの経費は、無駄ゼロや政策のたな卸しに よる歳出削減で確保する③それでも対応し切れない社会保障費などの負担増は安 定的財源を確保する-ことを明記。政府は24日以降、与党と再調整したうえで 27日に諮問・答申を予定している。

原案には与党の要望を受け、経済成長戦略の項目に「200年住宅」などを通 じた住宅需要喚起や、関西国際空港・中部国際空港の24時間化の促進などが追 加されている。

一方、福田首相は同日の記者会見で、消費税率引き上げを「決断しなければ ならないとても大事な時期だ」と17日に発言した真意について、「2-3年と か長い単位で考えて申し上げた」と説明した。経財相はこれについて「まずは無 駄ゼロ、政策のたな卸しをやり、それでも足りない部分は負担とセットでやるこ とだと思う」と説明、「消費税を含む税制の議論は秋にしっかりやる方針は変わ りない」と語った。

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