アジア株:3カ月ぶり安値、原油高や信用市場懸念で-金融株など安い

23日のアジア株式相場は約3カ月ぶり安値 に下落。20日に原油相場が反発したほか、資産評価損が増えるとの見方が再び 広がったことで、世界の景気が減速するとの懸念が再燃した。

売上高で世界最大のタイヤメーカー、ブリヂストンは3営業日続落。韓国の サムスン火災海上保険など金融株も安い。米銀シティグループの人員削減計画や、 同行が一段の資産評価損を計上するとの見通しをUBSが示したことが売り材料 となった。このほかトヨタ自動車も下落した。

サムスン投資信託運用の最高投資責任者(CIO)、ヤン・ジェンウォン氏 は「商品価格が上昇するなか、インフレに対する人々の懸念は具現化しつつあ る」と指摘した上で、「金融機関は今後しばらく不安定な状況が続くだろう」と の見方を示した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時34分現在、前週末比0.8% 安の139。このままいけば、4月1日以来の安値となりそうだ。日経平均株価は 前週末比84円61銭(0.6%)安の1万3857円47銭で終了した。

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