【今日のチャート】イラン原油タンカー、サウジ増産5カ月分貯蔵可能

ブルームバーグ・ニュースが集計したデー タによると、ペルシャ湾に係留されているイランの原油超大型タンカーの貯蔵 能力は、サウジアラビアが計画している増産量の5カ月分に相当する可能性が ある。サウジは過去最高水準にある原油相場の上昇を抑制するため、増産する 方針を示している。

サウジは22日、ジッダで開催された主要産油国と消費国との閣僚会合で、 7月に原油生産を日量20万バレル引き上げる方針を表明した。サウジとイラン は世界の2大産油国。

データによると、ペルシャ湾で待機しているイランの超大型タンカーは13 -15隻で、積載能力は最大3000万バレル。イランはタンカーに積載されている 原油の量を明らかにしていない。国営イラン石油公社(NIOC)のエグゼク ティブディレクター、ホヤトラ・ガニミファード氏は2日、製油所で例年の定 期修理が実施されている間、一部のタンカーが原油を貯蔵していると述べた。

きょうのチャートはイランのタンカー16隻の一覧。ブルームバーグの端末 上のデータによると、このうち13隻はイランのカーグ島にある原油積み込み施 設や近隣のソルーシュ・ターミナルに係留されている。

ガニミファード氏は、製油所の定期修理が終了すれば硫黄分の多いイラン 産原油の処理が再開されるため「タンカーの数は6月末までに減少するだろう」 との見通しを示している。

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