マツダ:15年までに平均燃費30%向上-エンジンや車台の一新で(3)

米フォード・モーターグループのマツダ は23日、2015年までに世界で販売しているマツダ車の平均燃費を08年比で 30%向上させると発表した。二酸化炭素の排出量削減に向けた取り組みの一環 で、全てのカテゴリーでエンジンおよびプラットフォーム(車台)を一新する ことなどにより達成するとしている。

エンジンのうちガソリンレシプロ型については、11年から新型に切り替え る。次世代直噴システムなどの採用で20%の燃費向上を目指す。ディーゼルエ ンジンは、各国の排出ガス規制に適合した新型を11年から世界展開し、同様 に20%の燃費向上を計画している。

また停車時にエンジンを停止するアイドルストップシステムを09年から ガソリンエンジン車に適用する。停止中のエンジンのシリンダー内に直接燃料 を噴射して爆発させ、ピストンを押し下げて始動させる世界初の方式の導入に より、日本では7-8%の燃費改善を実現できるとしている。このほか手動変 速機並みの走行感と燃費性能を備えた自動変速機を11年から採用する。

一方、新型プラットフォームも11年から段階的に切り替える。このプラ ットフォームを採用した新車の車体重量は100キログラム以上の軽量化を目指 すとしている。

マツダの金井誠太専務は同日、横浜市内で開いた環境への取り組みに関す る説明会で一部記者団に対し、平均燃費30%向上計画の内訳について、「エン ジンで20%、残りを駆動系と車両系で考えている」と語った。

また、電気モーターとガソリンエンジンを併用するハイブリッド車につい て10年代初頭の市場導入を目指し開発を進めていることも今回明らかにした。 ハイブリッドの方式に関してはフォードの技術の活用や、マツダ独自のものな ど「複数の可能性」(金井専務)の中から選択するとしている。

マツダの株価は前週末比13円(2.3%)安の548(午後1時22分現在)で、 年初来に対し1.8%安い水準にある。

--共同取材:上野 きより Editor:Hideki Asai、Hitoshi Ozawa

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