中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値-インフレ抑制で元高容認か

23日の中国外国為替取引で、人民元の対ド ル相場は2005年のペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。中国人民銀行 (中央銀行)はインフレ抑制に向けて、一段の引き締め策を模索している。

人民元は今年に入って、対ドルで6.3%上昇しており、昨年1年間の上昇率 である7%に近付いている。中国政府がガソリンやディーゼル油価格を17%以 上引き上げたのを受けて、人民銀の周小川総裁は20日、インフレを抑制するた め、「一段と強い措置」を打ち出す可能性を明らかにしていた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間の 23日午前9時50分(日本時間同10時50分)現在、1ドル=6.8698元で取引 されており、前週末の同6.8801元から0.15%上昇した。人民銀は同日の中心レ ートをペッグ制廃止後の最高水準となる同6.8676元に設定していた。

人民元は4-6月(第2四半期)に2.1%上昇しており、日本を除くアジア 市場で取引の多い上位10通貨の中で上昇率が最も大きい。

*T *T

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE