SボンドH株が高値、コンクリート構造物の補修工事増加への期待続く

高速道路や橋梁などのコンクリート構造 物の補強工事を請け負うショーボンドホールディングスの株価が3営業日続伸。 一時、前週末比65円(4.0%)高の1690円まで買い進まれ、純粋持株会社とし て上場した2008年1月以来の最高値を更新した。14日に発生した岩手・宮城 内陸地震を受けて、橋梁やトンネルの耐震工事が増えていくと期待された。

この日の高値で算出した年初来上昇率は31%。同社株は前週(16-20 日)に9.8%上昇。TOPIXの騰落率ランキングで1725銘柄中37位に付け ていた。

アナリストらによると、2009年6月期の業績予想をベースにした現在の株 価収益率(PER)は23倍で、関電工やコムシスホールディングスなどの専 門工事会社13社の平均16倍より高い。ただSボンドHの場合、前身のショー ボンド建設が値動きの荒い材料系銘柄と認識されていたこともあり、過去5年 間のPERは7倍から124倍の間で推移、現水準は平均の44倍より低い。

文部科学省が20日に公表した調査結果によると、全国の公立小中学校の 校舎や体育館など約12万7000棟のうち、震度6強の地震があった場合に倒壊 の危険性がある建物は4万3000棟という。渡海紀三郎文部科学相は20日午後、 全国の教育委員会担当者らを集めた会合で、「1日も早く学校施設の耐震化を 図りたい。そのために皆様方にご協力を頂きたい」とあいさつ、国としても早 急に学校の耐震工事を行う方針を示唆した。

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