【個別銘柄】輸出や金融株、カルソカン、NECエレ、西松屋チ、ゲオ

23日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは以下の通り。

トヨタ自動車(7203)など自動車株:トヨタ自は一時前週末比3%安の 5250円まで下げた。先週末の米国で個人消費の悪化に対する不安が高まった ことから、北米依存度の高い輸出関連株に売りが増えている。海外での信用リ スクの高まりや国内の景況感低迷を受け、金融株も下げが大きい。三菱UFJ フィナンシャル・グループ(8306)は一時2.3%安の982円まで下げ、5月29 日以来の1000円割れ。

カルソニックカンセイ(7248):6.8%高の455円まで上げた。HSBC 証券は20日、投資判断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を 465円から780円に引き上げた。

NECエレクトロニクス(6723)、エルピーダメモリ(6665):NECエ レは一時2.9%高の2875円まで上げた。2社はテレビやパソコンなどの液晶表 示画面を駆動させるための半導体部品「LCDドライバー」の分野で共同出資 会社を設立することで合意した。9月末をめどに合弁契約を結び、12月にN ECエレが8割、エルピーダが2割を出資して新会社を設立する。エルピーダ は安く始まった後、徐々に値を上げ、0.6%高の3680円を付ける場面もあった。

西松屋チェーン(7545):一時12%安の1052円まで下落。08年3-5月の 単体純利益は前年同期比56%減の7億5600万円。秋冬物衣料の処分に伴う値 下げロスの増加や、棚卸資産の評価に関する基準を適用した影響が出た。野村 証券は投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

ゲオ(2681):一時9.2%高の9万700円まで上昇。DVDやCDなどを販 売するベストゲオを完全子会社化すると発表した。ベスト電器から株式40% を取得する。また中期経営計画を修正。計画最終年度に当たる2011年3月期 の連結営業利益予想は137億円と、従来計画に17億円上乗せした。

オリンパス(7733):一時3.7%高の3640円まで上げた。クレディ・ス イス証券は20日、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げ た。

大和ハウス工業(1925):一時3.6%安の992円まで下げ、4月10日以 来の1000円割れ。08年9月中間期の連結業績予想を下方修正し、純利益を 165億円と従来予想の255億円から引き下げた。同社傘下の不動産投資信託 (J-REIT)の上場中止で、不動産などの売却が見込めなくなったため。

日本トムソン(6480):一時7.9%安の662円まで急落。KBC証券は20 日、投資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げた。

ケンウッド(6765):一時3.5%高の118円まで上げた。21日付の日経新 聞朝刊によると、年内にも同業のディーアンドエムホールディングス(D& M)(6735)と業務・資本提携する。ケンウッドはD&Mに約10億円を上限に 出資、カーエレクトロニクス事業を軸に提携するとしている。ケンウッドCR 統括部の広報・IR室の能勢雄章室長はブルームバーグ・ニュースの取材に対 して、「D&Mとの業務面での提携などには関心があるが、具体的には決まっ ていない」と語った。D&Mも0.2%高の503円と小幅高。

コープケミカル(4003):一時6.9%高の247円まで上昇。全国農業協同 組合連合会(JA全農)は20日、2008年7-9月の配合飼料供給価格を、4 -6月と比べ平均1トン当たり1500円値上げすると発表した。値上げは3四 半期連続。原料トウモロコシの急騰を価格に転嫁する。

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