オリンパス株が反発、為替環境好転で業績下振れ懸念後退-CS格上げ

オリンパスの株価が3営業日ぶりに反発。 為替環境の好転で業績下振れ懸念が後退、中長期的にも成長性の高い医療事業 を有している点を評価し、クレディ・スイス証券では20日付でオリンパス株 の投資判断を従来の「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。業績と 株価の先行きに安心感が広がり、一時前週末比130円(3.7%)高の3640円ま で買われている。

CS証の簡野邦彦アナリストは20日付のリポートで、「第1四半期は 44%の前年比減益と予想するが、上期会社計画は39%減益であり、サプライ ズとはならない」と指摘、株価が下がれば、買いの好機との認識を示した。

同証では今回、ファンダメンタルズ(基礎的条件)の見方に大きな変化は ないものの、為替の前提を対ドルで100円から105円、対ユーロ155円から 160円に変更した結果、今期の営業利益を915億円から960億円へ上方修正し ている。会社計画は950億円。さらにCS証では、来期の営業利益予想値を 1023億円から1079億円へ上積みした。「医療事業はファンダメンタルズが底 堅く、為替の恩恵をほぼフルに享受できる」と、簡野氏の見方だ。

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