短期市場:翌日物0.51-0.515%、決済はく落も月末意識-金利先物堅調

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 金利は0.51-0.515%付近。決済要因がはく落したうえ、国債大量償還で資金も 潤沢だが、四半期末に当たる6月末が意識され、金利が下げ渋っている。一方、 ユーロ円金利先物相場は、米国の金融不安や景気懸念を背景に堅調(金利は低 下)に推移している。

翌日物は、20日の加重平均0.509%に対して、国内銀行、外銀とも0.51-

0.515%での調達となっている。前週末の国債決済日は0.52-0.54%と強含んで 始まったが、準備預金が6.3兆円まで増加するなか、国債の償還もあり、午後は

0.50%付近に落ち着いた。

日本銀行は午前9時20分の定例調節を見送った。準備預金(除くゆうちょ 銀)は前週末比9000億円減の5兆4000億円程度。残り必要積立額(1日平均4 兆5900億円)と積み終了先から推計した実質的な中立水準は4兆8000億円程度 とみられ、引き続き資金需給に余裕が持たされている。

23日は決済日を越えて運用姿勢が和らぐとの見方が多いうえ、20日の国債 償還資金の運用が注目。準備預金の積みも進ちょくしている。レポ(現金担保付 債券貸借)は0.60%を割り込み、やや落ち着きも見られる。午前9時30分に国 債買い現先オペ8000億円(6月25日-7月7日)が通知された。

前週末の本店共通担保オペ8000億円(6月23日-7月1日)の最低落札金 利が0.62%と、3月期末以来の高水準を付けるなど、月末の資金需要は強い。 無担保コールでは、1週間物が0.70-0.73%程度、期末・期初物(6月30日- 7月1日)は0.65-0.70%の調達希望となっている。

金利先物は堅調

ユーロ円金利先物相場は堅調。米国では金融機関の損失懸念や消費不安など、 景気の先行きに不透明感が強まっており、株安・債券高の流れを東京市場も引き 継いでいる。国内でも4-6月期の法人企業景気予想調査で業況判断が悪化して おり、米景気減速と原材料高が収益を圧迫している。

中心限月2009年3月物は前週末比0.015ポイント高い98.895で取引を始め、 一時98.900まで上昇。その後、戻り売りで横ばいの98.880を付ける場面も見ら れるが、総じて買いがしっかりしている。あすに2年債入札を控えており、2年 スワップは1.30-1.305%と、前週末のレンジ1.29-1.32%内で推移している。

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