米ガソリン小売価格、1ガロン=4.10ドルに上昇-ランドバーグ

米民間調査会社ランドバーグが全米の給 油所約7000カ所を対象に実施した調査によると、米国のガソリン小売価格は 1ガロン当たり4.10ドルに上昇した。

石油業界アナリストのトリルビー・ランドバーグ氏による同調査によれ ば、6月20日時点での価格は2週間前から10セント上昇。ニューヨークのガ ソリン先物相場の20日終値は2.6%高の1ガロン=3.4392ドル。

同氏は、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が22日、7月に計画 している日量20万バレル増産後も一段の供給拡大の可能性を表明したことは ガソリン価格下落の前兆だと指摘。「ナイジェリアの問題などほぼすべての材 料が再度の騰勢につながる可能性があるとしても、われわれが問題にしている のはサウジだ。そのサウジがそう語っているのだ」と語った。

一方、全米自動車協会(AAA)は22日、全米のレギュラーガソリン小 売価格が1ガロン=4.073ドルと、前年同期の2.985ドルを36%上回ったと発 表した。

米エネルギー省が18日、在庫は3月7日時点から11%余り減少し2億 890バレルとなったと発表して以来、ガソリン価格は上昇基調となっている。

消費鈍化

ガソリン価格が過去最高値を更新するなか、消費者は購入を控えてきてい る。マスターカードが17日に発表したスペンディングパルスの週間リポート によると、米国のガソリン需要は前年を3.2%下回った。消費者は13日終了 週に1日平均930万5000バレルを購入(前年は961万4000バレル)。同リ ポートによると、価格高騰を背景に、ガソリン需要は8週連続で前年割れとな った。例年、ガソリン需要は夏季に向け、週を追うごとに伸びる傾向にある。

ガソリン精製の利益率の低下で製油所の生産に拍車が掛からず、米国内の ガソリン供給は向こう1カ月減少する公算もある。

セルフ式給油所で、平均小売価格が最も高かったのはカリフォルニア州の ロサンゼルスとフレスノで、1ガロン=4.59ドル。最も安かったのは、オク ラホマ州タルサで同3.76ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE