英首相:エネルギー業界、産油国からの投資に開放-原油高騰抑制へ

ブラウン英首相は22日、産油国からの投 資に対して英国のエネルギー業界を開放する方針を示した。原油相場の上昇を 抑制するとともに、環境保護関連対策の資金を確保するのが狙い。

ブラウン首相は22日、英国がアブダビ投資庁(ADIA)と新規の投資 に関して、カタール政府と共同のエネルギー基金に関して、それぞれ協議して いることを明らかにした。ブラウン首相によると、サウジアラビアは同日、10 億ポンド(約2100億円)規模の二酸化炭素回収・貯留施設の建設事業で合意 した。また、英政府は、ノルウェーのスタトイルハイドロが建設を計画してい る8億ポンド規模の海上風力発電施設の建設を承認する予定。

今回の取り組みは、ブラウン首相が欧州連合(EU)加盟27カ国を代表 し産油国に対して提案した「新政策」の一環。ブラウン首相は、産油国が、原 油相場の高騰により3兆ドル(約320兆円)超に膨らんだ資金を、貿易関係を 強化する見返りに西欧諸国に再循環させることを望んでいる。

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