【個別銘柄】電池関連、不動産株、西松屋チェ、ゲオ、NECエレ

23日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは以下の通り。

古河電池(6937)などの電池関連株:古河電池の午前終値は前週末比

8.7%高の1504円。22日付の日本経済新聞朝刊によると、経済産業省は、地球 温暖化や原油高に対応するための新エネルギー政策をまとめた。太陽光発電を 本格的に普及させるため、家庭向けに補助金制度や優遇税制を検討していると いう。ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)、東京製綱(5981)、N ECトーキン(6759)、アルバック(6728)なども上昇。

トヨタ自動車(7203)など自動車株:トヨタ自は2.4%安の5280円。先週 末の米国で個人消費の悪化に対する不安が高まったことから、北米依存度の高 い輸出関連株に売りが増えた。海外での信用リスクの高まりや国内の景況感低 迷を受け、金融株も下げが大きい。三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)は1.6%安の989円と、5月29日以来の1000円割れ。

不動産関連株:ゼファー(8882)が7.3%安の2万6880円で東証1部の下 落率2位など軒並み下落。22日付の日経新聞朝刊は、大京(8840)とダイア 建設(8858)が完成在庫物件の値下げ販売を始める方針を明らかにしたと報じ た。下げ幅は物件により異なるが、最大10%となる見込み。ランド(8918)、 フジ住宅(8860)、ゼクス(8913)、ランドビジネス(8944)、ジョイント・ コーポレーション(8874)なども下げた。

西松屋チェーン(7545):7.9%安の1103円で東証1部の下落率1位。08 年3-5月の単体純利益は前年同期比56%減の7億5600万円。秋冬物衣料の 処分に伴う値下げロスの増加や、棚卸資産の評価に関する基準を適用した影響 が出た。野村証券は23日、在庫管理の徹底の進ちょくに懸念を示し、投資判 断を「買い」から「中立」に引き下げた。

ゲオ(2681):11%高の9万2000円。DVDやCDなどを販売するベスト ゲオを完全子会社化すると発表した。ベスト電器から株式40%を取得する。 また中期経営計画を修正。計画最終年度に当たる2011年3月期の連結営業利 益予想は137億円と、従来計画に17億円上乗せした。

カルソニックカンセイ(7248):3.3%高の440円。HSBC証券は20日、 投資判断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を465円から780円 に引き上げた。

NECエレクトロニクス(6723)、エルピーダメモリ(6665):NECエ レは2.7%高の2870円、エルピーダは1.6%高の3720円。2社はテレビやパソ コンなどの液晶表示画面を駆動させるための半導体部品「LCDドライバー」 の分野で共同出資会社を設立することで合意した。9月末をめどに合弁契約を 結び、12月にNECエレが8割、エルピーダが2割を出資して新会社を設立 する。

オリンパス(7733):1.7%高の3570円。クレディ・スイス証券は20日、 為替環境の好転で業績下振れ懸念が後退、中長期的にも成長性の高い医療事業 を有している点を評価し、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引 き上げた。

大和ハウス工業(1925):0.1%安の1028円。一時3.6%安の992円まで 下げ、4月10日以来の1000円割れ。08年9月中間期の連結業績予想を下方 修正し、純利益を165億円と従来予想の255億円から引き下げた。同社傘下の 不動産投資信託(J-REIT)の上場中止で、不動産などの売却が見込めな くなったため。

日本トムソン(6480):6.5%安の672円と急落。KBC証券は20日、投 資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げた。

ケンウッド(6765):5.3%高の120円。21日付の日経新聞朝刊によると、 年内にも同業のディーアンドエムホールディングス(D&M)(6735)と業務・ 資本提携する。ケンウッドはD&Mに約10億円を上限に出資、カーエレクト ロニクス事業を軸に提携するとしている。ケンウッドCR統括部の広報・IR 室の能勢雄章室長はブルームバーグ・ニュースの取材に対して、「D&Mとの 業務面での提携などには関心があるが、具体的には決まっていない」と語った。 D&Mも0.2%高の503円と小幅高。

コープケミカル(4003):1.7%高の235円。全国農業協同組合連合会 (JA全農)は20日、2008年7-9月の配合飼料供給価格を、4-6月と比 べ平均1トン当たり1500円値上げすると発表した。値上げは3四半期連続。 原料トウモロコシの急騰を価格に転嫁する。

ショーボンドホールディングス(1414):2.4%高の1664円。一時4%高 の1690円まで上げ、純粋持株会社として上場した2008年1月以来の最高値を 更新した。14日に発生した岩手・宮城内陸地震を受けて、橋梁やトンネルの 耐震工事が増えていくと期待された。

ラ・パルレ(4357):11%高の1万9560円とストップ高買い気配。エス テティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する高野友梨氏 を割当先に第三者割当増資を実施すると発表。増資による資金調達額は約20 億円で、借入金の返済や店舗閉鎖に関わる費用などに充当する予定。

ハニーズ(2792):5.5%安の1160円。前週末20日にストップ高となっ たことについて、ゴールドマン・サックス証券の河野祥アナリストは「ショー トカバー主導の買い戻し」と解説。同氏は「構造問題は引き続き解消されてお らず、戻り売りのスタンスを推奨する」としており、一段の株価上昇は難しい との見方が増えたようだ。

福田組(1899):3.2%安の358円と4日続落。土木事業の採算性が急激 に悪化していることを背景に、全従業員の約15%に当たる人員を早期退職募 集し、2008年12月期に約16億円の特別損失を計上する見通しとなった。同 時に、中期経営計画で縮小均衡戦略を示したことも嫌気されている。

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