短期市場:翌日物弱含みか、決済はく落や償還資金-月末資金需要強い

短期金融市場の無担保コール翌日物は弱含 みか。決済集中日の要因がはく落するうえ、国債大量償還を受けて手元資金も潤 沢だ。一方、月末越えの資金に対する需要は強く、日本銀行の資金供給オペの落 札金利は上昇。足元のレポ(現金担保付債券貸借)金利も高止まりしている。

20日の加重平均金利は0.3ベーシスポイント低下の0.509%。国債決済日で 準備預金は6.3兆円。大手行の調達が0.52%、外銀は0.53-0.54%に強含んだ。 昼前から午後には0.50-0.51%へ落ち着き、一部0.48%もつけた。23日スター ト分は0.52-0.53%程度、ユーロ(オフショア)円は0.50%程度だった。

決済日を越えて運用姿勢が和らぐとの見方が多い。20日は国債償還で5兆 円超の資金余剰だった。午後に運用が強まり、準備預金の積みも進ちょくした。 為替スワップの円転コストが低下する可能性もある。一方、トムネ(23日分の 翌日物)は調達がしっかりだったほか、レポは0.60%前後の取引が続いている。

前週末の本店共通担保オペ8000億円(6月23日-7月1日)の最低落札金 利は0.62%と、3月期末以来の高水準。月末の資金需要の強さを示した。無担 保コール1週間物の取引レンジは0.54-0.73%と、業態によって幅があった。 今週は日銀オペの動向を注視しつつ、月末越えのコールの調達も強まりそうだ。

調節見送り予想-準備預金5.4兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は1兆円減少の 8兆5000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は9000億円減の5兆4000億 円程度になる見込み。市場では調節見送りの予想が多い。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆5900億円)と積み終了先(20日は 2200億円)から推計した実質的な中立水準は4兆8000億円程度とみられる。

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