ECBの最優先課題はインフレ期待の抑え込み-シュタルク理事

欧州中央銀行(ECB)のシュタルク理 事は20日、インフレ期待を同中銀が目安とする2%弱の水準に抑え込むため に「必要なあらゆる措置を取る」と表明した。

同理事はドイツのバードホンブルクで行った講演で「中・長期的なインフ レ期待を物価安定に沿った水準にしっかりと抑え込むことは、絶対的に優先さ れる」と指摘。「最近の物価動向は懸念される」と述べた。

ECBのトリシェ総裁は5日、食品・エネルギー価格の高騰で5月に16 年ぶり高水準に達したインフレを抑制するため、ECBが政策金利を7月に

0.25ポイント引き上げ4.25%とする可能性があることを示唆した。政策担当 者の間では、労働組合が生計費上昇を相殺するための賃上げを要求することが 懸念されている。

トリシェ総裁は20日のベルギーでの講演で、5日の自身の発言に「加え ることはない」と話した。同総裁は、政策担当者が「警戒を高めた状態」にあ ると述べていた。

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