FGICとSCAの保険財務格付け、投機的水準に下げ-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベスター ズ・サービスは20日、米FGICとセキュリティー・キャピタル・アシュアラ ンス(SCA)の金融保証会社(モノライン)部門の保険財務格付けを投機的 水準に引き下げた。

ムーディーズの発表によると、FGIC傘下のファイナンシャル・ギャラン ティー・インシュアランスとFGIC・UKの格付けは従来の「Baa3」から 投機的水準の「B1」に4段階引き下げられた。SCA傘下のXLキャピタル・ アシュアランスとXLファイナンシャル・アシュアランスは従来の「A3」か ら、これも投機的水準の「B2」に8段階下げられた。格付け見通しはいずれ も「ネガティブ(弱含み)」。

ムーディーズは「両社とも、資本が当局が要求する最低水準に近づいてお り、また住宅ローン関連証券の損失に対して新たに引当金を計上する可能性も あり、法律で定められた資本余力を侵食するだろう」と説明した。

FGICやSCAなどのモノラインの大半は、地方債の保証からより複雑 なサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)関連証券に業務を 拡大したが、サブプライムローン関連証券のデフォルト(債務不履行)急増で 窮地に陥っている。

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