金曜日はS&P500にとって「不吉な日」-下落率、ほかの曜日を上回る

金曜日は不吉な日-。今年の米株投資家に とっては、まさにその通りになっている。S&P500種株価指数の下落率を見る と、ほかの曜日に比べて高いのだ。

今年に入って取引が行われた24回の金曜日のS&P500種株価指数の騰落 率は平均マイナス0.6%。水曜日が同0.2%のマイナスだ。これに対し月曜日、 火曜日、木曜日は同0.1-0.2%のプラスとなっている。

同指数が金曜日に下落したのは今年14回。ジェフリーズのチーフ市場アナ リスト、アート・ホーガン氏によると、投資家が週末の出来事によって損失が 出るのを防ぐために株式を売ったことが一因だ。JPモルガン・チェースによ るベアー・スターンズの救済合併も日曜日の出来事だった。

ホーガン氏は「週末に何かが起こることは極めてまれではあるけれども、 可能性はある。週末に起こることのリスクを取ることはもうできない」と述べ た上で「大半の金曜日で、午後に値を下げることが多い。マイナス要因による 下振れの動きがあれば、その動きは増幅される」と指摘した。

S&P500種のボラティリティ(変動率)は、1月22日に5年ぶり高水準 に上昇した。米金融当局が0.75ポイントの緊急利下げを決めた翌日だった。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX) は今年、2.1%上昇している。金曜日の上昇率は平均2%で、ほかの曜日の約2 倍だ。20日のS&P500種指数は1.9%安で引けた。

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