ヘッジファンド運用責任者:信用危機は終息に程遠い-GAIM会議

今週、モナコで開催されている「G AIMインターナショナル」ヘッジファンド会議に集まったヘッジファ ンドの運用責任者らは、世界大手金融機関の一部での過去最大の損失に つながった信用市場からの影響が終息には程遠い可能性があるとの見方 を示した。

ヨーク・キャピタル・マネジメントで130億ドルのファンドを運用 する欧州事業部門責任者、クリストファー・オーランド氏は同会議で講 演し、「このような時期は改善の前に、悪化が予想される」と指摘した。

同会議に参加したヘッジファンド運用責任者や投資家らを対象に実 施した調査によると、回答者の80%以上が信用市場の危機が続くと予想 した。さらに約4分の1の回答者は「状況が著しく悪化する」とみてい る。

米ヘッジファンド、ポールソン(ニューヨーク)の創業者、ジョ ン・ポールソン氏は今週、今回の信用危機による評価損や損失は総額で 1兆3000億ドル(約139兆円)に達する公算があるとの見方を示した。 またシティグループのゲーリー・クリッテンデン最高財務責任者(CF O)は19日、大幅な追加評価損を予想していると述べた。

シンギュラー・ガフ(ニューヨーク)で380億ドル相当のファン ド・オブ・ファンズを統括するマリア・ボイアズニ氏は「見渡す限り悪 いニュースばかりだ。この調整は長期的なものになるだろう。信用市場 にとっては最悪の材料だ」と述べた。

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