グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は続落。アルミニウム生産で中国最大手、中国アルミ(チャル コ、2600 HK)は5カ月ぶり安値を付けた。電力料金引き上げで生産コストが上 昇することが嫌気された。

国内で石炭最大手の中国神華能源(1088 HK)は3カ月ぶり安値。中国政府 が19日に発電所向け石炭価格を今年いっぱい制限することを発表したことが材料 視された。

ベアリング・アセット・マネジメント・アジア(香港)のファンドマネジャ ー、ウィリアム・フォン氏は「電力値上げは製造業にとってさらなる重しだ」と指 摘した。

ハンセン指数は前日比52.01ポイント(0.2%)安の22745.60で終了。前 週末比では0.7%高となった。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.7 安%の12343.54。

【中国株式市況】

中国株式市場で、CSI300指数は上昇した。中国政府が燃料価格を大幅に 引き上げたことを受け、製油会社が生産を増やし、燃料不足が解消されるとの見方 が広がった。

中国石油化工(Sinopec、600028 CH)や中国石油(ペトロチャイナ、 601857 CH)の2大製油会社が上昇。国家発展改革委員会(発改委)は、中国は 燃料不足に直面しているが、値上げにより供給が改善されるとの見解を示した。国 内最大の電力会社の上場部門、華能国際電力(600011 CH)をはじめ電力株も高 い。発改委が電力料金の引き上げについても発表したことが好感された。

交通銀行シュローダー・ファンド・マネジメントの運用担当者、鄭拓氏は 「燃料値上げの幅が市場予想を上回った」と指摘。「このニュースを手掛かりにエ ネルギー株が上がった」と述べた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は前日比76.59ポイント(2.8%)高の2849.67で終了した。業種別 では、10業種すべてが上昇した。

【インド株式市況】

インド株式相場は急落し、指標のセンセックス30種指数がほぼ10カ月ぶり の安値を付けた。燃料小売価格引き上げの影響で、インドのインフレ率が13年ぶ り高水準となったことが背景。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前日比516.70ポイント (3.4%)安の14571.29と、昨年8月24日以来の安値となった。構成銘柄のう ち29銘柄が下落した。週間ベースでは5週連続安と、2007年3月16日以来の 長期続落となった。

時価総額でインド最大の企業、リライアンス・インダストリーズ(RIL IN) は6.6%安の2099.20ルピーと、昨年9月18日以来の安値を付けた。国内2位 の携帯電話サービス会社、リライアンス・コミュニケーションズ(RCOM IN)は

6.7%下げ491.65ルピー。今年3月17日以降で最大の下げ。

インド政府が20日発表した6月7日終了週の卸売物価指数(WPI)は、前 年同期比で11.05%上昇となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト調査では、同週のWPIは前年同期比9.79%上昇が見込まれていた。前週 は同8.75%上昇だった。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比78.3ポイント(1.5%)安の5288.3。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比9.72ポイント(0.6%)安の1731.00。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比145.30ポイント(1.8%)安の7902.44。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比9.15ポイント(0.3%)高の3001.81。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比10.28ポイント(0.9%)高の

1206.67。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比26.44ポイント(3.6%)高の768.90。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比1.29ポイント(0.1%)安の2371.78。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比14.02ポイント(0.5%)安の2578.57。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE