中国人民元:週ベースで3週連続高-中銀総裁がインフレ対策を強調

今週の中国外国為替取引では、人民元がドルに 対し上昇し、週間ベースとして3週連続高となった。中国人民銀行の周小川総裁が インフレ抑制が優先事項だとの方針を強調。中国政府は20日に燃料価格を少なく とも17%引き上げた。

周総裁は19日にワシントンで記者団に対し、インフレが今年、引き続き低下 するかどうかを判断するのは困難だとの認識を示した。人民元先物が今後1年で元 が6.6%上昇する可能性が高いことを示すなか、元相場は2005年のペッグ(連 動)制廃止後の最高値付近で取引された。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=6.8801元。前日 はペッグ制廃止後の最高値となる6.8748元まで上昇した後、6.8776元で引けた。 週間ベースでは0.3%高となった。

中国銀行の為替トレーダー、チョウ・シアオツァン氏(上海在勤)は、「燃料 価格引き上げはオンショア元相場に大きな影響を与えない」と述べた上で、「人民 元相場は過去数日に上昇したが、この日は安定した」と指摘した。

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