SBIフューチャーズの鈴木氏:原油価格は会合後30万バレル増産カギ

SBIフューチャーズのシニアマネージャ ー、鈴木孝二氏は20日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ニ ューヨーク原油先物価格動向について、22日にサウジアラビアのジッダで開か れる産油国と消費国による閣僚会合後の「さらに30万バレルの増産があるかど うかにかかっている」と述べた。

閣僚会合の見通し:

「産油国側が増産を明言するかどうかが焦点だ。サウジの日量20万バレル の増産は織り込み済みで、さらに30万バレルの増産があるかどうかがポイント だ。共同声明で明確な指針を示さなければ、失望感から原油先物の急騰もある だろう」

世界的な需給関係:

「需要に対して産油国全体の生産量が追いつかないということで、価格が 上昇しているといえる。ただ価格が高いと需要が下がり、需給のバランスがと れるかもしれない」

週明けの原油先物市場:

「サウジアラビアが増産を決定するどうか次第だ。仮に増産であれば、い ったんは1バレル128ドル程度まで下落する可能性がある。しかし、下落余地 は限られており、増産を見送った場合は150ドルを目指す展開となるのでは」

今後の相場の注目点:

「投機資金が市場から流出するかどうか、過剰な流動資金の動向、サブプ ライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンによる信用不安の3点。ドルの為 替動向と9月にも米国が利上げするとの憶測もある金利動向も気になるところ だ。原油先物相場は下値を探るよりも、上昇する材料が多いのではないか」

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