欧州銀の株主割当増資、米国勢は引き受けに二の足踏む公算も-WSJ

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WS J、オンライン版)は20日、国際的に資金運用する米系ファンドマネジャーが 国外金融機関による株主割当増資を引き受けるメリットについて再考している と、コラム「ファンド・トラック」で伝えた。

大口投資家にとって、株主割当増資は引き受けなければ新株発行で持ち分が 希薄化するだけなので、その引き受けはかつて当然だったが、その規模や回数の 拡大に伴って、一部の米国勢は行き過ぎとみるようになったという。同紙によれ ば、こうした増資の規模は今年これまでに世界でほぼ1000億ドルに達し、昨年 全体の1060億ドルにほとんど匹敵している。

スイスのUBSや仏ソシエテ・ジェネラル、英ロイヤル・バンク・オブ・スコッ トランド・グループ(RBS)は今年に入って大規模な株主割当増資を実施済み。 英バークレイズもその可能性を示唆している。

同紙は、ポートフォリオに欧州の銀行を組み込む大型外国株中心ファンドの 運用成績が今年マイナス8.8%で、純流入も5月までの1年間で16億ドルにと どまり、前年の290億ドルから減少したとも伝えた。

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