来週のNY原油:下落か、米燃料消費減少と供給拡大観測で-調査

来週のニューヨーク原油先物相場は下落し そうだ。米国の燃料消費が減少していることに加え、サウジアラビアで22日に 開かれる産油国と消費国との会合後、原油供給が増えるとの観測が背景。

ブルームバーグ・ニュースが、アナリストを対象に実施した調査では、回 答者28人中13人(46%)が、来週の原油相場は下落するとの見通しを示した。 上昇予想は8人(29%)、ほぼ変わらずとの見通しを示したのは7人だった。 前回の調査では、回答者の48%が今週の原油相場の下落を見込んでいた。

米エネルギー省は18日、米国の燃料消費が過去4週間の平均で日量2040 万バレルと、1年前に比べ1.3%減少したと発表。シティ・フューチャーズ・ パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギー・アナリスト、ティム・エバ ンス氏は「原油市場はようやく、需要減少に注目する用意ができつつあるよう だ。22日の会合でサウジの増産が確認されれば、相場下振れが一段と確実にな るだろう」と述べた。

ロンドンにある在英サウジ大使館が19日発表したところによれば、同国は 日量20万バレルの増産を計画している。発表文は増産の時期については明らか にしていない。サウジのヌアイミ石油鉱物資源相は5月16日、6月に日量30 万バレルの増産を実施すると表明した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は今週に入って

2.79ドル(2.1%)下落し、1バレル当たり132.07ドルとなっている。16日に は139.89ドルと、1983年の取引開始以来の最高値に達した。過去23週の調査 のうち22週は下落を予想するアナリストが大半を占めた。原油相場がアナリス トの予想通りの値動きを示したのは2004年4月の調査開始以降、49%となって いる。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜日に翌週 の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを問う調査を実施し ている。今回の調査結果は以下の通り。

                     上昇       下落     ほぼ変わらず(人)
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                      8         7        13
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