ソニーCEO:今期はテレビとゲームの黒字化が最優先課題-株主総会

家電世界2位ソニーのハワード・ストリン ガー最高経営責任者(CEO)は20日、都内のホテルで開いた定時株主総会で、 「ソニーの改革は道半ば」と述べ、当面エレトロニクス、ゲーム、エンターテイ ンメントの3つのコアビジネスを一層強化する方針を強調、特に今期(2009年 3月期)はテレビとゲームの黒字化が「最優先課題」だと述べた。

増配を求める声が強いことについては、「前期は純利益が過去最高達成など 一定の収益レベルを確保する基盤が整った」と述べながらも、「安定的な配当を 継続的に行う」と述べるにとどめた。

ソニーの今期(2009年3月期)業績予想によると、営業利益は前期比20% 増となる見通し。懸案だったゲーム部門が黒字転換するほか、競争の激しいテレ ビ事業も黒字化を見込んでいる。

取締役報酬の個別開示を求める提案には、中鉢良治社長が「取締役会は反対。 総額開示は現状では十分」と述べた。自社株買いについての質問に対しては、大 根田伸行最高財務責任者(CFO)が「現時点ではやらない。いろいろな状況を 勘案してフレキシブルに判断する」と答えた。

ソニー株価の午前終値は前日比70円(1.3%)安の5150円。

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