短期市場:翌日物0.52-0.53%、決済集中で準預6.3兆円-金先もみ合い

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.52-0.53%付近。国債決済の集中日で運用が慎重なうえ、為替スワップの 円投地合いやレポ(現金担保付債券貸借)上昇も警戒される。日本銀行は朝の金 融調節を見送り、準備預金が6兆3000億円程度まで増加した。

翌日物は19日の加重平均0.512%に対し、国内銀の調達が0.515-0.52%、 外銀は0.52-0.53%から一部0.54%で取引されている。四半期末の月末をまた ぐ1週間物は0.70-0.73%前後で取引されている。国内大手銀の資金担当者は、 レポは月末にピークを付けるまで下がらず、月末越えは基本的に為替スワップの ドル調達が円の上昇圧力になるとみていた。

20日は短期国債、中長期国債の発行・償還・利払いが重なる。大量償還で 資金需給自体は5兆円の余剰になり、最終的には余剰感が強まる。ただ、資金の 受け払いが大きい。6月利払い債の振替停止期間明けでもあり、レポは0.60% まで上昇。四半期末への警戒から23日以降も0.62%前後で推移している。

午前9時20分の定例調節が見送られ、準備預金(除くゆうちょ銀)は5000 億円増の6兆3000億円程度まで膨らむ。残り要積立額(1日平均4兆7800億 円)と積み終了先から推計した中立水準は4兆9000億-5兆円程度で、資金需 給を緩めた調節が続いている。

金利先物もみ合い

ユーロ円金利先物相場はもみ合い。海外市場の原油急落とドル高・株高・債 券安の流れを引き継ぎ、金先は売りが先行。ただ、欧米の金融不安がくすぶるな か、国内株価は上値も重い。前日は株大幅安でも中期債に戻り売りが出ており、 相場は引き続き不安定。来週は2年債の入札も控える。

中心限月2009年3月物は一時0.020ポイント安の98.855(1.145%)まで 売られた後、債券先物の買い戻しにつられて0.010ポイント高の98.885まで買 い戻されている。新発2年債利回りは1ベーシス上昇の0.905%を付けた後、

0.5ベーシス低下の0.890%まで買われている。

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