CEC株が大幅続伸、営業改革が貢献-第1四半期は営業5.6%増益

ソフトウエア開発のシーイーシーの株価が 一時、前日比44円(4.2%)高の1084円と大幅続伸。営業改革を推進し、ソフ トウエア開発で得意とする製造業向けが拡大している。第1四半期(08年2- 4月)業績が堅調な滑り出しとなり、先行きを期待した買いが先行している。

会社側が19日に発表した第1四半期業績によると、連結売上高は前年同期 比9.5%増の136億7300万円となった。部門別ではソフトウエア開発事業が 13%増の70億5900万円と大きく伸びた。製造業向けが前年同期より5億円、金 融機関向けが1億5000万円増加したことが寄与。情報システムサービス部門も

5.7%増の66億1300万円と順調だったことや、昨年6月に西テレ情報サイエン スを買収したことも、売り上げを2億円押し上げた。

売り上げの拡大が要因となり、営業利益は5.6%増の6億7700万円と伸び た。持ち分法適用会社の破たんによる損失が消滅したことで、純利益では85% 増の4億200万円と増益率が拡大した。

同社グループ事業統括部の筒井伸二次長は、「これまでの受け身の営業から 積極的に提案する営業へと意識改革が進んだことが業績に貢献した」と説明。同 社では2月に大幅な組織変更を実施し、得意とする金融業や製造業、自動車メー カーなど全社横断的な組織を設置。得意とする業種への重点的な営業活動を進め たという。

第1四半期営業利益の通期計画(前期比10%増の30億円)に対する進ちょ く率は23%。前年の第1四半期は同25%だった。「第1四半期はほぼ計画通り だったが、円高や材料高の影響で製造業の投資は絞り込まれると予想され、下半 期は収益環境が厳しくなりそうだ」と、筒井氏は話している。

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