中国が燃料・電力価格を引き上げ、エネルギー消費抑制狙う-発改委

世界2位の石油消費国の中国は、ガソリンと ディーゼル油の価格を20日から最低で17%引き上げ、7月1日には電力料金も 値上げする。エネルギー消費を抑制し、景気を鈍化させることが狙いという。

国家発展改革委員会(発改委)は19日にウェブサイトで、ガソリン価格を 1トン当たり6980元(約10万9700円)とし、従来の5980元から17%引き上 げると発表した。ディーゼル油は18%値上げし6520元、ジェット燃料は1500 元(25%)引き上げ7450元とする。7月1日には、電力料金をキロワット時当 たり平均で0.025元値上げする。

中国当局は、経済成長を抑制し、原油相場の上昇に打撃を受けている国有製 油各社への圧力を緩和したい考え。今回の値上げにはインフレ押し上げリスクも あるが、インド、マレーシア、インドネシアが同様の燃料値上げを実施済みだ。

メリルリンチのグローバル商品リサーチ責任者、フランシスコ・ブランチ氏 は19日、電話取材に対し「値上げは中国のインフレを押し上げるが、世界各地 のインフレ圧力を和らげることになるだろう」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE