NY銅先物:1カ月ぶり高値-ペルーでの労働争議などで供給を懸念

19日のニューヨーク銅先物相場は1カ月ぶ りの高値に上昇した。銅生産国3位であるペルーの社会不安が銅生産を脅かし ていることが材料視された。

抗議行動やストライキの影響で、銅生産会社の米サザン・コッパーや米フリ ーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドの操業に影響が出ている。 中国の需要急増を背景に鉱山会社が増産に苦労するなかで、銅相場は5年間に 5倍に上昇している。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、マット・ ジーマン氏は、「銅市場は非常に脆弱(ぜいじゃく)で、供給混乱があれば買い のパニックが起こる市場の1つだ」とし、「生産混乱が大きくなくても、銅市場 全体に影響が波及する」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場9 月限終値は前日比3.05セント(0.8%)高の1ポンド当たり3.778ドル。一時 は3.811ドルと、中心限月の取引としては5月19日以来の高値を付けた。

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