短期市場:翌日物は強含み継続か、決済集中や円投影響-レポ高止まり

短期金融市場の無担保コール翌日物は強含 み継続か。国債決済の集中日で運用が慎重なうえ、為替スワップが円投ドル転地 合いになるタイミングは外国銀行の調達も強まりやすい。準備預金は6兆3000 億円まで拡大される見通し。レポ(現金担保付債券貸借)は0.6%台に上昇し、 月末まで高止まりするとの見方も聞かれる。

19日の加重平均金利は0.7ベーシスポイント上昇の0.512%。準備預金は

5.8兆円と余裕があったが、外銀の調達は0.51-0.52%と強め。午後の外為円決 済を過ぎると0.56%まで取り上がった。20日スタート分は0.52-0.53%程度、 ユーロ(オフショア)円は0.52%程度、レポは0.59%程度だった。

20日は短期国債、中長期国債の発行・償還・利払いが重なる。大量償還で 資金需給自体は5兆円の余剰だが、日銀オペの期日到来など資金の受け払いが大 きい。6月利払い債の振替停止期間明けでもあり、レポは0.60%付近に上昇。 四半期末への警戒もあり、23日以降も0.62%前後で推移している。

国内大手銀行の資金担当者は、レポは月末・月初(6月30日-7月1日) でピークを付けるまで下がらず、足元金利は総じて高止まりしやすいと指摘。基 本的には為替スワップのドル調達が円の上昇圧力になるという。そのため、日銀 は足元や月末越えの金利上昇を抑える資金供給を実施してくると予想している。

四半期末に当たる月末をまたぐ無担保コール1週間物は0.70%前後の取引 が予想されている。

調節見送り予想-準備預金6.3兆円

午前9時20分の定例金融調節は見送られるとの予想が多い。その場合、当 座預金は1兆3000億円増の9兆3000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は 5000億円増の6兆3000億円程度になる見込み。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆7800億円)と積み終了先(19日は 1500億円)から推計した中立水準は4兆9000億-5兆円程度とみられる。

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