【注目株】三井住友、出光、ソニー、IHI、ヤマハ、ハニーズ(2)

20日の材料銘柄は以下の通り。

三井住友フィナンシャルグループ(8316):20日付の日本経済新聞朝刊によ ると、傘下の三井住友銀行が大手英銀バークレイズと資本・業務両面で幅広い 提携関係を結ぶ方向で最終調整に入った。三井住友銀がバークレイズに第三者 割当で1000億円規模を出資、アジア展開や資産運用事業などで連携を深める。

出光興産(5019)、三菱商事(8058):20日付の日経新聞朝刊によると、両社 は食料を原料としないバイオ燃料の量産に乗り出す。ホンダなどが開発した稲 わらや雑草を原料に使う生産技術を導入、北米やアジアを候補地として世界最 大級の工場を建設、2011年にも日本などに出荷する。

ソニー(6758):海外の年金債務の管理を強化する、と20日付の日経新聞 朝刊が報道した。本社が海外子会社の年金制度の導入や変更に関与し、債務が 必要以上に膨らむことを防ぐ。08年3月末の海外子会社のPBO(退職給付債 務)は1886億円で、全体の22%を占める。

半導体関連株:国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が19日発表し た5月の北米半導体製造装置の受注額(3カ月平均、速報値、以下同じ)は、 前年同月比37%減の10億3000万ドルだった。BBレシオは0.79と4月の

0.82から0.03ポイント低下した。

IHI(7013):証券取引等監視委員会は19日、IHIの有価証券報告 書に虚偽記載(金融商品取引法違反)があったとして、約16億円の課徴金納 付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表。金額は2007年1月の日興コーデ ィアルグループの5億円を上回り過去最大になる。

ヤマハ(7951):業務提携関係にあり、フランスの大手業務用スピーカー メーカーであるネキソ社に株式取得の申し入れ。子会社化したい意向で、創業 者保有分を取得、残りは株式公開買い付け(TOB)を行う方針。創業者への 取得申し入れ価格は1株51.542ユーロ。

ハニーズ(2792):ショッピングセンター間の競争激化に加え、折からのガ ソリン高で来店客数が減少、2008年5月通期の連結営業利益は前の期比11% 減の76億円にとどまったもよう。同社株をカバーする6人の証券系アナリス トらの同予想値の平均は81億円だった。

ナガイレーベン(7447):原油などの燃料費が急激に上昇した影響で洗濯コ ストが増加、08年8月通期の連結営業利益予想を38億円から35億円に8%引 き下げた。07年9月-08年5月(9カ月累計)の営業益は前年同期比5.2%減 の28億円で、第4四半期(6-8月)に6億6600万円の利益が必要。

エー・ディ・エム(3335):営業力強化のための先行投資負担が重しとな ったほか、円高に伴う海外売掛債権の為替差損などで、08年4月中間期の連結 純利益は前年同期比97%減の100万円に落ち込んだ。中間業績の悪化を受けて 08年10月通期の連結純利益予想を1億8200万円から6900万円に62%減額。

空運株:国土交通省はインドとの航空当局間協議で、旅客便数や乗り入れ 地点を倍増することなどで合意した。2010年夏ダイヤ以降、双方合わせて週 21便を42便とし、相手側への乗り入れ地点数を日本側は3地点から6地点、 インド側は4地点から8地点に拡大する。

アークランドサカモト(9842):ホームセンター向けの卸売事業は低迷した が、不動産事業や本業の小売事業は大型店を中心に好調に推移、08年3月-5 月(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比12%増の15億円となった。据 え置かれた中間営業益予想(26億円)に対する進ちょく率は57.7%で、前年 同期の51.2%より順調。

スリーエフ(7544):同社が主力とする首都圏は週末を中心に天候不順が続 き来店客数が減少、08年3月-5月(第1四半期)の連結営業利益は前年同期 比41%減の9100万円となった。据え置かれた中間営業益予想(8億円)に対 する進ちょく率は11.4%。

マックスバリュ東北(2655):在庫の削減が計画通り進ちょくしなかった ほか、値引きロスも発生、08年3月-5月(第1四半期)の営業損益は5億 5800万円の赤字となった。粗利益率が2.3ポイント低下した影響で、前年同期 から4億5900万円の赤字幅拡大となった。

シーイーシー(9692):2月の大幅な組織変更を経て、金融や自動車向けの システム開発案件が堅調に推移、08年2月-4月(第1四半期)の連結営業利 益は前年同期比5.5%増の6億7700万円となった。据え置かれた中間営業益予 想(13億円)に対する進ちょく率は52.1%で、前年同期の51.0%より順調。

日本ビルファンド投資法人(8951):6月20日付で大同生命大宮ビルとN BF谷町ビルを売却するため、1-6月期の1口当たり分配金を2万1600円 に引き上げる。従来予想は2万100円だった。

新日鉱ホールディングス(5016):傘下のジャパンエナジーがオーストラリ ア北西大陸棚沖合約150キロメートルに位置する「WA-412-P」鉱区(730平 方km)の権益を取得した。油田の発見を期待している。

不二製油(2607):中国吉林省松原市にある粉末状大豆たんぱくの工場を閉 鎖し、吉林省内にある前郭蛋白工場に生産設備等を移設・集約する。松原市の 都市計画に基づく移転要請を受け入れたもので、同移設に伴う減損処理は08 年3月期決算で処理済みだという。

アイフリーク(3845):プラットフォーム・ソフトウエア開発を手掛けるゼ ロ・サム(京都市)と共同でインド向けに携帯電話の待ち受け画像コンテンツ の配信を開始する。会社側によるとインドの携帯電話ユーザーは2億6000万 人で世界2位。若い女性を中心に市場を開拓していきたいとしている。

ジェイ・エー・エー(JAA:2394):ネットワークオークション事業で 連携してきたオークネットがMBO(経営陣による自社買収)で非公開化する ことに絡み、株式公開買い付けを実施するIDSP社にJAAが保有してきた オークネット株のすべて(53万2000株:発行済み株式総数の4.95%)を応募 する。TOBが成立すれば4億5600万円の投資有価証券売却益が出る予定。

ジーエヌアイ(2160):特発性肺線維症治療薬などの開発を手掛ける新薬ベ ンチャー。同社の最終投資家である「エボリューション・マスター・ファン ド」(米ハワイ州)に対し最大15億円の第3者割当増資を行う。日本と中国 での臨床試験の進展に向けて開発費などを充当する。毎月1回、最大12回、 新株を発行する形式で、各回の発行額は1億2500万円にとどまる。

ふくおかフィナンシャルグループ(8354):傘下の親和銀行が融資をしてい た下田組(長崎県島原市)が今月6日に銀行取引停止処分を受け、貸出金3億 9000万円が取り立て不能となるリスクが出てきた。

ヤマダ電機(9831)、クレディセゾン(8253):20日付の日本経済新聞朝刊に よると、両社は共同でデジタル家電製品のレンタル事業に参入する。ヤマダが 仕入れた薄型テレビやパソコンをセゾンが買い取り、企業や個人にレンタルす る。まず法人向けに業務を始め、3年後をめどに個人向けにも拡充、5年目に 取扱高500億円を目指す。

グルメ杵屋(9850):同社子会社のアサヒケータリングの大阪営業所が6月 17日に提供した「おにぎり弁当」を食べた356人のうち48人が食中毒症状や 体調不良を起こしていたことが19日明らかになった。大阪市は同営業所に対 し4日間(19日―22日)の営業停止処分を命じる「指令書」を発行。

真柄建設(1839):資本金を現状の10分の1に減額し、普通株式、A種優 先株、B種優先株について10株を1株に併合する。7月25日に開催される予 定の臨時株主総会・種類株主総会で正式決定されれば、C種優先株式を発行。 増資に伴い同社の純資産が40億円増加するとしている。

日本触媒(4114):発行済み株式総数の0.56%に相当する100万株を上限に 自社株買いを行う。取得期間は6月23日から9月29日までで、上限金額は10 億円。

サカイオーベックス(3408):発行済み株式総数の2.9%に相当する200万 株を上限に自社株買いを行う。取得期間は7月1日から12月26日までで、上 限金額は3億5000万円。

新星堂(7415):のぞみ債権回収との間で金融債務の一部免除を含む金銭 準消費賃借契約を締結、同社から債権計画に対する合意が得られたと発表。の ぞみ債権が新星堂の債権者から取得した金融債権は19日時点で総額176億 7300万円。2月末時点における負債総額は248億6400万円となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE