グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の 通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。ハンセン指数はここ1週間余りで最大の下げとなった。 信用関連の損失が企業業績と世界経済の成長を損なうとの懸念が広がった。

中国銀行(3988 HK)が5カ月で最大の下げとなった。同行は、2008年1-3 月(第1四半期)のサブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン担保証券関 連の損失を2億300万ドルと公表している。ニューヨーク市場では米銀フィフス・ サード・バンコープが急落。08年4-6月(第2四半期)の利益がほぼ消えると の見通しを示したことが響き、S&P500種の地方銀行株指数の下げは過去最大と なった。

大和証券投資信託委託(香港)の運用担当者、モナ・チュン氏は「米企業業績 が上向かない限り、アジア市場は引き続き悪影響を受けそうだ」と述べた。

ハンセン指数は前日比528.19ポイント(2.3%)安の22797.61で終了。下落 率は10日以降で最大だった。同指数は前日までの3日間で計3.3%上昇していた。 ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比3.1%安の12431.44。

【中国株式市況】

中国株式市場では、CSI300指数が反落した。当局が株式相場の押し上げよ りもインフレ抑制策を重視するとの懸念が再び広がった。

中国人民銀行の周小川総裁がインフレ対策が最優先課題だと述べたことを受け、 中国最大の上場証券会社、中信証券(Citic証券)と中国2位の保険会社、中 国平安保険が安い。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比218.20ポイント(7.3%)安の2773.08で終了。前日は、政府 が株価対策を講じるとの観測から5.2%上げていた。同指数は昨年10月に付けた 最高値から53%下げている。

中海基金管理で29億ドル相当の資産運用に携わる張順太氏(上海在勤)は、 18日の「反発は単発的なものだ。相場は依然として下値を探る展開が続いてい る」とした上で、「当局の引き締め策で企業収益が打撃を受けるとの懸念が依然見 られる」と述べた。

中信証券(600030 CH)は2.63元(10%)安の23.64元。平安保険(601318 CH)は3.18元(6.2%)安の47.89元。

【インド株式市況】

インド株式相場は続落し、指標のセンセックス30種指数が9日以来の安値を 付けた。米株式相場の下落で世界株安となり、投資家が新興市場からの投資を引き 揚げるとの懸念が広がった。

インド最大のエンジニアリング会社、ラーセン・アンド・トゥブロがここ2カ 月余りで最大の下げとなったほか、国内2位の銀行、ICICI銀行は4週間ぶり の安値まで下落した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前日比334.32ポイント (2.2%)安の15087.99で終了した。騰落比率は1対9だった。

ラーセン(LT IN)は4.8%安の2619ルピー、ICICI銀(ICICIBC IN)は

4.2%下げ753.60ルピーとなった。証券監督当局によれば、17日時点の海外ファ ンドによるインド株式の売買額は年初来で54億6000万ドルの売り越しとなってい る。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比76.6ポイント(1.4%)安の5366.6。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比33.41ポイント(1.9%)安の1740.72。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比169.84ポイント(2.1%)安の8047.74。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比47.43ポイント(1.6%)安の2992.66。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比16.20ポイント(1.3%)安の1196.39。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比23.28ポイント(3%)安の742.46。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比8.48ポイント(0.4%)高の2373.06。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比35.61ポイント(1.4%)安の2592.59。

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