スイス中銀:UBSとクレディ・スイスのレバレッジ比率を制限へ

スイス国立銀行(SNB)は19日、同国の 2大銀行、UBSとクレディ・スイス・グループが資本額に対し積み上げること ができる資産額を制限するよう促した。今後起こり得る金融危機への抵抗力を強 化するのが狙い。

SNBのヒルデブランド副総裁はジュネーブでの講演で、「最近起きた世界 的な金融危機のいずれにおいても、スイスの大手銀行が特に深刻な打撃を受け た」と指摘した上で、「危機が起きるたび、消滅する資本額が増えた。レバレッ ジ比率は、複雑なモデルに左右されない最低限の安全な緩衝を保証するものとな るだろう」と述べた。

UBSとクレディ・スイスの自己資本比率は昨年、約2.5%に低下。1995年 は7%だった。両行の資産規模は、合計でスイスの年間国内総生産(GDP)の 7倍を超える。SNBによれば、米国では、銀行に少なくとも5%の自己資本比 率を求めている。

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