東海東京証券の斎木氏:米金融機関は最悪期過ぎた、欧州の方が注目

東海東京証券の斎木良アナリストは19日、ブ ルームバーグテレビジョンで米国大手証券決算の結果や金融機関の業績動向、米国 株について述べた。主なコメントは次の通り。

米大手証券3社の決算が出そろったが、その結果について:

「業績に改善が見られるか、という点が注目されていたが、残念ながら業績は まだ低迷する可能性が高い。最大のマイナス要因は米サブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローンによる評価損に加えて、投資銀行業務でも減速傾向が出てい る」

金融機関の今後の業績動向:

「米金融機関は、評価損計上など最悪期は過ぎた。これまで計上した損失のう ち、9割は増資などで穴埋めできた。欧州は穴埋めが6割強に過ぎないため、市場 がこれから注目するポイントだ」

金融株下落の米国株全体に与える影響:

「来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)があるが、政策金利は据え置か れると思う。声明文でインフレへの懸念を強める内容なら、相場は下押しがある。 金融機関の悪材料は相場のネガティブ材料ということで、下押し要因になる」

--共同取材:吉田尚史 Editor:Tetsuki Murotani Kazu Hirano

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