パソコンも「らくらく」、富士通がシニア向け新製品-IT格差解消も

富士通は19日、シニア向けの新型パソコン (PC)「FMVらくらくパック」を同日から発売すると発表した。手厚いサービ スと簡単な操作が特徴。インターネットや電子メールを使いたいシニアの潜在需要 は大きく、IT(情報技術)の有無が生活に格差をもたらす「デジタルデバイド」 の解消にもつながるとみている。

新製品はデスクトップ型2機種、ノート型1機種。メニューは、消費者アンケ ートで「PCでやってみたいこと上位3項目」の「ネット」「メール」「ハガキ」 の3つに絞った。初期設定からネットの回線工事手続き・接続の訪問サービスも行 う。発売は限定2000台で価格は13万9800円から。秋口以降に第2、3弾も予定 している。

富士通は、60歳以上のシニア層の利用率が30-40%台にとどまっていると試 算。この層の潜在需要が「1000万台以上ある」(パーソナルビジネス本部の三竹 兼司氏)とみている。同社はシニア向け携帯電話で市場を開拓した実績がある。N TTドコモ用に01年9月に発売した「らくらくホン」シリーズの販売台数は累計 約1300万台とヒットした。

富士通株の19日終値は前日比18円(2.1%)安の845円。

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