米住宅市場の悪化は続く、ローン金利上昇で-リーマンとファニーメイ

米住宅市場の底値が下がり続けている。30 年物住宅ローン金利が8カ月ぶり高水準に達したのを機に、ファニーメイ(連 邦住宅抵当金庫)は新築・中古住宅販売の予想を下方修正、リーマン・ブラザ ーズ・ホールディングスは、直ちに市場が回復することはないとの見通しを示 した。

住宅ローンの買い取り最大手のファニーメイは17日に自社ウェブサイト で、2008年の新築・中古住宅販売戸数が合計529万戸になるとの見通しを公表。 同社の予測は数カ月前には532万戸だった。リーマンのエコノミスト、ミッシ ェル・マイヤー氏は18日付のリポートで、住宅ローン金利上昇により「値ご ろ感が損なわれる恐れがあり、住宅価格はその分を埋め合わせるため一段と低 下する」との見方を表明した。

ファニーメイでは、新築住宅販売が52万7000戸で17年ぶり低水準とな り、中古住宅販売は476万戸まで減少すると予想。その後、新築・中古とも09 年に「わずかに持ち直す」としている。住宅ローン買い取りで2位のフレディ マック(連邦住宅貸付抵当公社)によると、期間30年の住宅ローンの固定金 利は先週の時点で6.32%と、昨年10月末以来の高水準になった。

FTNミッドウエスト・セキュリティーズの住宅建設業界アナリスト、ジ ェームズ・マカンレス氏は「金利の高さには驚かされる。これは絶対に好材料 ではない」と指摘。「大多数の住宅購入者にとって最も重要な決定要因は支払 いだ」と述べた。

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