英バークレイズやドバイ:イスラム法に適合するヘッジファンド支援へ

米投資会社ブラックロックとオスプライ・ マネジメントなど5社が、イスラム法「シャリーア」に適合する複数のヘッジ ファンドをドバイで設定する予定だ。

ファンドは、ドバイ政府傘下のドバイ・マルチ商品取引所からそれぞれ5000 万ドル(約53億8000万円)のいわゆる種子資本を得て、向こう2週間以内に 設定される見通し。英銀4位のバークレイズの証券部門である英バークレイ ズ・キャピタルのファンド関連デリバティブ(金融派生商品)戦略部門の責任 者、フランク・ガーハード氏はインタビューで、バークレイズ・キャピタルも これらのファンドを支援する予定であることを明らかにした。

シャリーアでは、負債額が非常に多かったり、酒類や賭博、武器などに関 連したりすると学者らに判断された企業への投資が禁止されている。スタンダ ード・アンド・プアーズ(S&P)やダウ・ジョーンズ(DJ)などの金融情 報会社は、シャリーアに適合する企業だけを示す指数を導入している。S&P は2006年、世界のイスラム教徒の資産総額が約3兆6000億ドルに上るとの推 計を発表した。

ガーハード氏は「市場では需要がある」と指摘。「ヘッジファンドにかなり の額の資金が流入するとすれば、中東からだ。これはイスラム教徒たちが利用 できる金融商品だ」と述べた。

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