三菱自:家庭充電型ハイブリッド車の主要国投入を検討-12年以降(2)

三菱自動車は、家庭用電源から直接充電 できるプラグイン方式でエンジンとモーターを併用するハイブリッド車の主要 国への投入を検討している。欧州で排気ガス規制が厳しくなり始める2012年 以降の投入を目指している。電気自動車の事業推進室長、橋本徹氏が16日の インタビューで明らかにした。

三菱自動車は次世代電気自動車の販売を09年に計画しているが、一般的 に電気自動車は電池性能の制約から大型化が難しいという課題が残っている。 橋本氏は、大きな車でも二酸化炭素(CO2)を削減していく必要があると指 摘し、「SUV(スポーツ型多目的車)など大きな車はプラグインにせざるを 得ない」という。

橋本氏は主要国のどこにでもプラグイン・ハイブリッド車を投入していく とし、12年以降に「出せるようにしたい」と語った。プラグイン・ハイブリッ ド車についてはトヨタ自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)が10年まで に投入する計画をすでに表明している。

クレディ・スイス証券の遠藤功治リサーチアナリストは、規制が厳しくな るなかで収益を上げていくため、自動車メーカーにとって大型車にも環境対応 車が必要になると指摘する。また、トヨタのハイブリッド専用車「プリウス」 のような基盤を持たない三菱自動車には、現行モデルを活用してプラグイン・ ハイブリッド車をつくるのが自然な対応だとみている。

三菱自動車の益子修社長は19日、都内で開いた定時株主総会で「私たち は電気自動車の開発ではトップランナーだと思っている」と述べ、電気自動車 について「さらに力を入れて他社に先駆けて来年9月には発売できるようにし ていきたい」との考えを表明した。

--共同取材:浅井 秀樹 Editor:Hideki Asai、Hitoshi Ozawa

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 上野きより Kiyori Ueno +81-3-3201-3844 kueno2@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: 大久保 義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net Bret Okeson +81-3-3201-8335 bokeson@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE