午後の日本株:輸出や金融中心下げ拡大、アジアやGLOBEX安響く

午後の東京株式相場は下げ幅を拡大。日経 平均株はこの日の安値を更新し、4日ぶりに1万4100円を下回った。米企業収 益の悪化懸念や根強い金融不安を背景に、トヨタ自動車などの自動車株、松下電 器産業などの電機株、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株が一段 安。アジア株やシカゴ24時間電子取引システム(GLOBEX)のナスダック 100指数先物が安いことも影響した。一方、ジーエス・ユアサ コーポレーショ ンを中心に、電池や農業関連株の売買は依然として盛り上がっている。

豊証券の菊池由文取締役東京株式部長は、「予想外に売られた。非常に薄商 いの中で日本株は上昇し、テクニカル指標は高値警戒を示していたため、下げ幅 を広げた。欧州、米国、日本の金融政策に統一感がないことが懸念材料だ」と話 している。

午後1時50分現在の日経平均株価は、前日比354円95銭(2.5%)安の1 万4097円87銭。TOPIXは同35.75ポイント(2.5%)安の1373.89。東証 業種別33指数は32業種が下落、上昇は鉱業の1業種のみ。東証1部の出来高は 15億1632株。

アジア各国の主要株価指数は総じて下落している。日本時間午後1時52分 現在の中国シンセン総合指数は3.8%安、香港ハンセン指数は1.9%安、韓国総 合株価指数は2.2%安、インドセンセックス30種は1.4%安となっている。また、 GLOBEXのナスダック100指数先物は基準値比0.4%安で推移。

国内の新興3市場も安い。下落して始まった後、下げ幅を拡大している。成 果報酬型の営業支援サービスの売り上げが順調に拡大し、08年4月中間期業績 が従来予想を上回ったようだと発表したスリープログループが5日続伸。公正取 引委員会が存在していない案件をウェブサイトで掲載していたとして、「不動産 おとり広告」などで排除命令行ったエイブルが急反落。モルガン・スタンレー証 券が目標株価を引き下げたそーせいが3日ぶり反落。

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