中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値-米財務長官が元の「柔軟性」促す

19日午前の中国外国為替取引で、人民元が 2005年のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。米中戦略経済対 話でポールソン米財務長官が中国に対し、人民元相場の決定における市場の役割 を拡大させるよう求めたことに反応した。

シティグループのアジア担当チーフエコノミスト、黄益平氏(香港在勤) は、「中国は人民元が通貨バスケットに対し着実に上昇するのを容認するだろ う」と述べた上で、「柔軟性の拡大は徐々に進められる。元相場が急騰すること はないとみられる」と予想した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午前 9時49分(日本時間同10時49分)現在、前日比0.06%高の1ドル=6.8778元 となっている。前日終値は6.8821元。

ポールソン長官は18日、経済対話終了後にワシントンで発表した声明で、 人民元の「柔軟性」の拡大が中国の「インフレを抑制する上で重要な手段」だと 指摘した。

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