短期市場:翌日物0.51-0.52%、需給緩めも外銀需要-金先は小幅続伸

朝方の短期金融市場の無担保コール翌日物 は0.51-0.52%付近。円転コスト上昇で外国銀行の調達需要がやや増えている もよう。四半期末に当たる6月末が警戒されるなか、日本銀行が資金需給を緩め た金融調節を続けており、この日の準備預金も5兆8000億円に膨らむ見通し。

18日の加重平均0.505%に対して、外国銀行の調達は0.51-0.515%から一 部0.52-0.525%をつけている。市場関係者によると、全般的に外銀の調達が増 えており、為替スワップの円転が効かない状況が影響しているとみられている。 国内銀行の調達は0.50-0.505%。前日も外為円決済で外銀が0.52-0.53%まで 調達する場面があった。

午前9時20分の定例調節が見送られ、当座預金は1000億円増の8兆円、準 備預金(除くゆうちょ銀)は2000億円増の5兆8000億円。準備預金の残り要積 立額(1日平均4兆8000億円)と積み終了先から推計した中立水準は5兆円程 度とみられ、8000億円を超える大幅な積み上幅(余裕幅)がある計算だ。

6月末を含む準備預金の新しい積み期間(6月16日-7月15日)に入って 以降、日銀は準備預金の必要額に5000億円以上上乗せした調節を進めている。 四半期末の市場安定に向け配慮しているとの指摘があり、潤沢な資金供給オペで レポや月末越えコールの金利上昇を抑制している面もある。

レポ(現金担保付債券貸借)は、利払い債の振替停止期間明けとなる20日 分が0.59-0.60%程度、23日分も0.59%前後と、運用側の慎重化で高止まりし ている。ただ、20日の国債大量償還の資金が見えてきたとの声も聞かれ、徐々 に低下する可能性がある。

金利先物は小幅続伸

ユーロ円金利先物相場は小幅続伸(金利は低下)。米大手証券モルガン・ス タンレーの減益決算など業績懸念と金融不安から米株安・債券高の流れを引き継 いでいる。今週は早期利上げ観測の後退による中短期ゾーンの買い戻しの地合い が継続している。

中心限月2009年3月物は前日比0.010ポイント高い98.890で開始。一時

0.025ポイント高の98.905(1.095%)まで買われ、98.895付近で推移している。 前日は98.915まで買われ、10日の相場急落前の水準に戻った。2年スワップは

1.28-1.285%付近と、前日のレンジの下限付近で推移している。

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