短期市場:翌日物横ばいか、準預5.8兆円で緩め調節-レポ徐々に低下も

短期金融市場の無担保コール翌日物は横ば いか。四半期末に当たる6月末の調達コスト上昇が警戒されるものの、足元では 日本銀行が資金需給を緩めた金融調節を続けており、落ち着いた取引が続く。こ の日の準備預金も5兆8000億円に膨らみ、調節は見送られる可能性がある。

18日の加重平均金利は横ばいの0.505%。0.505-0.51%で開始。外銀の調 達がしっかりで、午後の外為円決済にかけて0.52-0.53%に強含み。一巡後は

0.50%割れでも国内銀が調達した。19日スタート分は0.51%程度、ユーロ(オ フショア)円は0.53%程度、レポ(現金担保付債券貸借)は0.50%程度だった。

6月末を含む準備預金の新しい積み期間(6月16日-7月15日)に入って 以降、日銀は準備預金の必要額に5000億円以上上乗せした、かなり余裕を持た せた調節を進めている。四半期末の市場安定に向けかなり配慮しているとの指摘 があり、潤沢な資金供給オペでレポや月末越えコールの金利上昇を抑制している。

20日分のレポは利払い債の振替停止期間明けで0.60%前後に上昇。21日分 も0.59%前後で高止まりし、資金の出し手は慎重。ただ、20日の国債大量償還 の資金が見えてきたとの声も聞かれ、レポは徐々に低下する可能性がある。月末 越え資金は取り下がりの金融機関もあるという。無担保コール2週間物-1カ月 物は0.68-0.73%程度だった。

調節見送り予想-準備預金5.8兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は前日比1000億 円増加の8兆円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は2000億円増の5兆8000億 円程度になる見込み。見込み額公表前の市場では、調節見送りの予想が多い。小 幅な資金吸収が実施されても、需給には十分な余裕が残る。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆8000億円)と積み終了先(18日は 1700億円)から推計した実質的な中立水準は5兆円程度とみられる。

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