米銀フィフス・サード株が約25年ぶり大幅安-減配と収益見通し響く

米オハイオ州2位の銀行、フィフス・サー ド・バンコープの株価が18日のニューヨーク市場で27%安となり、ここ25年 余りで最大の下落となった。減配に加え、同行が2008年4-6月(第2四半 期)の実質利益がほぼ消えるとの見通しを示したことが響いた。

フィフス・サードが当局へ届け出たところによれば、第2四半期利益は追 加費用を除くベースで1株当たり1-5セントの見通し。ブルームバーグ・ニ ュースが実施したアナリスト調査では、平均で同40セント以上が見込まれてい た。フィフス・サードは子会社を売却するほか、転換優先株発行によって20億 ドル(約2160億円)を調達すると発表した。

オハイオ州の銀行ではフィフス・サードに先立ち、ナショナル・シティー やキーコープが既に増資を実施している。ゴールドマン・サックス・グループ のアナリストは17日、評価損や貸倒損失が09年の第1四半期まで続くため、 米銀は650億ドルの追加増資が必要になる可能性があるとの見方を示していた。

フィフス・サード株は前日比3.47ドル安の9.26ドルで終了。一時は9.23 ドルまで下落し、S&P500種株価指数の構成銘柄としては最大の下げを演じた。 同行は9四半期連続減益となっている。過去1年間の株価騰落率はマイナス 78%。

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