米企業の社債保有リスクが上昇、フェデックスなどが燃料高の影響警戒

18日のクレジット・デフォルトスワップ(C DS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。米小荷物輸送大手フェデック スや中古車ディーラー大手カーマックスが、過去最高値圏にある燃料価格が収益 を圧迫しており、将来の見通しを立てにくくなっていると指摘したことに反応し た。

フェデックスが発表した2008年3月-5月(第4四半期)決算が11年ぶり の赤字になったことを受け、同社の社債に関連するCDSスプレッドは3カ月で 最大の上昇となった。ドイツ銀行やシティグループのアナリストが6月の米自動 車販売は約15年で最低になる可能性を指摘するなかで、自動車メーカーのCD Sスプレッドも上昇。カーマックスはSUV(スポーツ型多目的車)の価値低下 や予想より低調な販売を理由に、収益見通しの算出を停止した。

ドイツ銀行のクレジットストラテジスト、ジョン・ティアニー氏は「市場は エネルギー価格が当面高い可能性があるとの事実を受け入れ始めている」と指摘 した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適格級企業 125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数はニューヨーク時間午後 3時1分(日本時間19日午前4時1分)現在、4.5ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の113.5bp。CMAデータビジョンによれば、フェデック スのCDSスプレッドは10bp上昇の81bp。

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