NY金:続伸、終値893.50ドル-当面の米利上げ見通しが遠のく

ニューヨーク金先物相場は続伸。米 景気の一段の鈍化で米政策金利引き上げが見送られるとの観測が広がり、 ドルに対する代替投資先としての貴金属の魅力が高まった。

金利先物相場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25 ポイントの利上げ確率が12%との見方を示している。同確率は17日時 点では26%だった。FOMCが一連の利下げを行うなか、金相場は昨年 9月17日から今年3月17日にかけて39%上昇した。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のトレーダー、マ ット・ジーマン氏は「利上げの可能性は低下している」と指摘。「引き 続き雇用削減が行われており、住宅市場も反転できない状況だ。ドルの 上昇見通しは非常に限られている」と付け加えた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8 月限は前日比6.60ドル(0.7%)上昇してオンス当たり893.50ドル。

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