クライスラーCEO:米自動車業界の販売ペース、予想より悪化

自動車大手クライスラーのロバー ト・ナーデリ最高経営責任者(CEO)は従業員にあてた書簡で、今年 の米自動車業界全体の販売ペースが同社予想より悪化しているとの見解 を示した。

これによると、クライスラーは業界全体の今年の自動車販売台数を 1550万台と予想していた。第1四半期(1-3月)の販売台数実績は年 率1520万台。また、4月と5月の販売台数はそれぞれ同1440万台と同 1425万台だったという。

ナーデリCEOはこの書簡で「時代はこのように揺れ動いているが、 当社の経営幹部は経済状況をはっきりと現実的に見据え、収益性回復な らびに長期的安定といった目標達成への努力を怠っていない」と表明し た。

乗用車とライトトラックの減退で、クライスラーは他の大手自動車 メーカー以上に圧迫されている。1-5月のクライスラーの販売台数は 前年同期比19%減、業界全体では同8.4%減だった。ガソリン価格が過 去最高値を付けるなか、ピックアップトラックやSUVのポーツ型多目 的車(SUV)への需要が弱まっている。こうした車種はクライスラー の販売の71%を占める。

クライスラーの広報担当、ショーン・モルガン氏は18日、この書簡 についてのコメントを避けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE