グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は3日続伸し、指標のハンセン指数は1週間ぶりの高値で終了 した。ゴールドマン・サックス・グループが大手のサンフンカイ・プロパティー ズ(16 HK)の投資判断を引き上げたことを受け、不動産株が高くなった。香 港の失業率が10年ぶり低水準を維持したことも追い風となった。

サンフンカイは11週で最大の上昇。原油の4営業日続落で製油大手の中 国石油化工(Sinopec、386 HK)も3カ月で最大の上げとなった。

メーンファースト・セキュリティーズ香港のセールストレーダー、アンドル ー・サリバン氏は「サンフンカイは香港不動産業者のなかでも経営状態が最も 良い会社の1つだ」と指摘。「香港失業率が10年ぶり低水準であることか ら」今後の展望も明るいとの見方を示した。

ハンセン指数は前日比267.81ポイント(1.2%)高の23325.80と、11日以来 の高値で引けた。ハンセン中国企業株(H株)指数は2.1%高の12829.33。

サンフンカイは3.6%高の118.40香港ドル。Sinopecは7.8%高の

8.32香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場では、CSI300指数が11営業日ぶりに反発した。一部投資 家が最近の株価下落は行き過ぎと判断した。前日までの連続安で、同指数は昨 年10月に付けた過去最高値のほぼ半分に落ち込んでいた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比148.60ポイント(5.2%)高の2991.27で終了。上昇率は4 月24日以降で最大だった。

CSI300指数が17日までの10営業日続落で22%下げたことを受け、政府 が相場の下支え措置を講じるとの見方が広がった。中国当局のインフレ抑制策 で企業収益が減少するとの懸念から、株価は下落していた。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏は「市場では、ここしばらく反発に 関する声が聞かれていた」とした上で、「調整の大きさを考えれば、反発は目 前だったといえる」と述べた。

人民元とドルの両通貨建てクレジットカード発行で中国最大手の招商銀行 (600036 CH)は0.99元(4.1%)高の24.88元。シティグループが一部出資す る上海浦東発展銀行(600000 CH)は1.14元(4.7%)高の25.23元。上場証券 会社で中国最大手、中信証券(Citic証券、600030 CH)は1.51元(6.1 %)高の26.27元。

【インド株式市況】

インド株式市場では、指標のセンセックス30種指数が3日ぶりに反落。 前日までの2日間で3.3%上昇したことを受け、一部投資家の間では買われ過 ぎとの見方が広がった。ICICI銀行やリライアンス・インダストリーズな どの大型株が安い。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前日比274.59ポイント (1.8%)安の15422.31と、9日以降で最大の値下がりとなった。

インド2位の銀行、ICICI銀(ICICIBC IN)は4.1%安の786.95ルピ ーと、先月26日以来の大幅下落。時価総額で国内最大の企業、リライアンス (RIL IN)は2%下げ2287.10ルピー。センセックス30種指数に占める両銘 柄のウエートは2割以上。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比20.5ポイント(0.4%)高の5443.2。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比23.42ポイント(1.3%)高の1774.13。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比15.79ポイント(0.2%)高の8217.58。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比11.85ポイント(0.4%)高の3040.09。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比15.17ポイント(1.2%)安の1212.59。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比11.43ポイント(1.5%)安の765.74。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比13.40ポイント(0.6%)安の2364.58。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比9.06ポイント(0.3%)安の2628.20。

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